華織にハンカチを渡し、そう誓う
もともと関係ない人たちだ
華織の妹だから、あそこに連れて行かれただけ
「ごめんね…ありがとう伊織」
私は再び外を眺めながら手に触れる
心地良かった感じがした
シノたちのそばにいるような安心感
それも完全に落ちてた理由の一つかなと思った
華織が入ったのが紅蓮で良かった
あの日以降、私は紅蓮と関わらないようにした
先生が私を誘うことが何度かあったが、断り続けその結果、前以上にこき使われるようになってしまった
それでも、紅蓮と関わるよりはマシだと思った
朝、校内に響き渡るのは紅蓮と華織が来た時の歓声
それを私はBGMのように聞いている
最近は1人で登下校してる
華織は毎日紅蓮に連れてきてもらってるみたいで、帰りもそう
だから、華織と過ごす時間がほぼない
それでも華織の情報は学校に来れば周りから入ってくる
さらに可愛くなった とか
今日は髪の毛結んでる とか
小さなことでも、こんなに注目されて大変だなと思ってる


