双子の貞子ちゃん





しんっと静かな車内

久しぶりに華織と帰りが一緒になる
いつもだったら華織が何か話しているが、ずっと外を眺めている




なんで、あんなとこで完全に落ちてしまったのか


それが私の疑問
私は、どこでも寝られる訳じゃない



もし、人がいるところで寝たとしても、すぐに意識が戻るはず



なのにさっきは完全に落ちきっていた
あそこは紅蓮の溜まり場


たしかにあの机の位置は陽が差して最高な場所だと思ったけど!



おまけに私は総長の手まで握っていた
思い出すだけで恥ずかしい




「なんであんなこと…」


私も窓の外を眺めて心を落ち着ける