双子の貞子ちゃん




よっぽどうるさかったのか眉を寄せている顔がこちらに向いた



「起きろ」




俺がもう一度そう言った時


「シノ…ト……るさい…」


!!



突然机に置いていた手首を掴まれて、そのまま引き寄せられた

手を引き抜こうとしても両手で強く握られている
しかも、その上に顔を乗せて寝てる



思わずため息が溢れて、しゃがんだ目線に見えるのは幸せそうな顔で眠ってる奴




「起こす気さえなくなるな。こんな顔で寝られたら」



今まで前髪で隠れてた顔が現れてる

その顔をジッと見ながら悠も俺も話さずに、手を握られたままでいた時