笑う横山さんの姿に私も顔が緩む。 タオルや歯ブラシなど、必要なものを棚に入れてくれる。 横山さんは決してベッドに近づいては来ない。 それは執事だからっていうのもあると思うけど、私が男の人がダメになってしまったから。 あの男にされたこと。 馬乗りにされ、手が体中を移動する。 不快なのに反応してする、憎い自分の体 思い出すと吐きそうだ。 口に手を当てながら、ふうっと深呼吸をする。気持ちを落ち着かせ、なんとか吐き気を抑える。