「面会謝絶。今は伊織の心を取り戻すことが最優先だ。」 「…そうだな。瑞稀さん、きぃを頼みます。」 そう言った彼のあとを後ろ髪を引かれる思いでついて行く数人の男たち 「相変わらず愛されてんなぁ、伊織は。」 フッと笑みをこぼしたのは、森瑞稀(もり みずき) この病院は元々東雲と関わりのあるところで、伊織たちとも面識がある。 落ち込む複数の男の背中を見送った後、背後のドアを開け、中に入る。