その姿を見て、湊は胸が張り裂けそうな思いになった。 ここで何かされたのか。 さっきのようなことが日常的に繰り返されてたのか。 そう考えると再びあの男を殺してしまいたい気持ちに駆られる。 それをグッと抑え込み、目の前の震えてる愛しい女を救うことだけ考える。 「伊織、俺だ。」 何も反応がない。 自分の肩を抱いて、震えている。 ギュッ… 「ッ!?イヤ!!」 「伊織っ!…大丈夫。何もしない。」