湊は自分の着ていた服を脱ぎ、止血をする。 銃弾を受けた肩にきつく巻けば、ぼうっとしていた伊織が痛そうな声を出す。 その時彷徨った視線が湊とぶつかった。 「……次、腹やるぞ。」 ナイフが刺さったままのお腹を目に、なんとも言えない感情になる。 手で抑えて止血しようと手を伸ばすと、 「っいや!」 パシッと叩き落とされる。 すると途端に伊織の体がガタガタと震えだす。