次の日
行きは、いつも通りに横山さんの運転で華織と学校へ向かい、校舎に歩いていた時
「華織様〜!さすがです!」
「華織様なら納得です!」
いつもと違う雰囲気を感じた
不思議に思って華織の方を見れば、華織も照れたように振る舞っており、さらに周りが囃し立てていた
何かあったのかな…
「紅蓮の皆様!!」
ひときわ大きな声が響き渡り、静寂になったかと思えば
「「「「キャーー!!!」」」」
途端に黄色い歓声が上がり、耳を塞いで校舎に向かおうとした…
「紅蓮の皆様と姫の6ショット!!」
「華織様はあんなイケメンに守られて羨ましい!」
…….
姫…?守られて…?
もう一度華織の方を見れば、数人の男たちと仲良さげにしていた
さっき確か…紅蓮って言わなかった…?
まさか彼らが、この学校で毎日騒がれてる紅蓮…
そして、華織を守ってるって………
!?


