会場中にある食べ物を片っ端から食べたいと次から次へと歩き回る遥希と陽向、櫂、華織の後ろを悠と歩いてる 「湊は、実家全然戻ってねーの?」 「ああ。色々面倒くさいし、1人の方が楽だからな」 親に会ったのだって今日が久しぶりだ ふと会場にさっと目を流すと、ある一点で止まった 控えめな色と柄の着物 なのに、とても目がいく それは、彼女自身が持っている華やかさが溢れているから 綺麗な顔立ちに真っ白な肌 久しぶりに見たその顔は、あの時よりもずっと大人びていて遠い存在に感じる