10時になると、休憩するように放送が入った。

短期バイトが各々、休憩をしている頃。



尚志は出発準備に追われていた。

それを見ている私に気がつき、

「ちょっといい?」

手招きをした。

私は立ち上がって尚志の元へ向かった。