「…寝た、な」

環は足を組み替えてぽっくんが寝やすいように頭を移動させてやっていた。

「お前は…
ぽっくんの事をどう思ってるんだ?」

俺は環にいつか聞こうと思っていた事をようやく聞いた。

「…子供にしか見えん」

バッサリと環は切り捨てる。

望み薄か?

「でも、放っておけないな。
今は保護者がいるから放っておけるけど。」

少し意地悪な笑みを浮かべて

「その保護者が大切な人の元へ旅立ったら、オレが保護者になってやるよ」