【先生×生徒シリーズ】青い月─先生と見た月─

私は何も言えず、ただ先生の顔を見ていた。



「本気にした?」



先生が意地悪そうな笑顔で聞いてきた。



「べ…別に…」



先生の顔から目を逸らして言った。



「これって星野の?」



先生は、テーブルの上に置いてあった本を手に取った。



『青い月』



の絵本。



先生は中をペラペラめくってる。



「そうだよ」



私は、先生の手の中にある本を見ながら言った。



「へぇ…。星野って絵本なんか読むんだ~」


「おかしい?」


「別に?いんじゃねぇの?」



先生が本をテーブルの上に置いた。