【先生×生徒シリーズ】青い月─先生と見た月─

「まぁね…」


「星野は可愛いから、すぐに彼氏が出来るよ」



また先生が頭を撫でてきた。

ドキン…。


私の胸がまた小さく鳴った。

だから…そんな優しい言葉かけないで…。


頭を撫でないでよ…。


また泣けてきちゃうじゃん。



先生が車をゆっくり出した。


私は、泣きそうな感情を必死に抑えていた。