卓也が通う大学近くのアパート。

1階の1番奥が卓也の部屋。


少し時間が早いけど…いっか!


私は、急ぎ足で卓也の部屋を目指した。


鞄から合鍵を出して、鍵穴に差し込む。



「あれ?」



卓也、帰ってんのかな?


玄関のドアノブをひねってみると、
"ガチャ"と音がして、ドアを押してみると、ドアが開いた。


私は、ブーツを脱ぎ、部屋の中に入った。


驚かせてやろ。


卓也、ビックリするかなぁ…。