【先生×生徒シリーズ】青い月─先生と見た月─

「えぇ~!もうドライブ終わり~」


「うるせぇ!さっさと降りろ」


「海見に行きたかったなぁ…」


「早く降りろ!」



先生がイライラした口調で言った。


タバコに火をつけると「はぁ…」と煙を吐き出した。



「はいはい。わかったわよ!ケチ!」


「ケチで悪かったな。騙すのがいけないんだろ?」


「騙してないもん。ただ海見に行きたかっただけだも~ん」



私は、先生に背を向けて言った。


窓の外から見える景色は、
イルミネーションと人の波だけ。