【先生×生徒シリーズ】青い月─先生と見た月─

「送って行ってよ!」


「はぁ?何で俺が送って行かなきゃなんねぇんだよ!」


「可愛い生徒を1人で帰らす気?何かあったらどうすんの?可哀相だと思わないの?」


「思わないね」


「冷たいね~。教師のくせに!」


「俺はこういう人間なんだよ!お前にとやかく言われる筋合いはない」


「そんなんでよく教師が勤まってるね」


「あぁ!もう!うるせぇーなぁー!はよ帰れよ!」



先生は立ち止まって、私の方を向いて言った。



「だーかーらー。送って行ってよ!」



先生は、駅の地下の駐車場に続く階段を下りて行く。
私もそれに付いて行った。