【先生×生徒シリーズ】青い月─先生と見た月─

「先生?ホテルに行く?」



早足で歩く先生の横に並び、上目遣いで言った。


だけど…先生は前を向いたまま。



「はぁ?何でお前とホテルに行かなきゃなんねぇんだよ!
行きたいなら1人で行け。
それか、そこら辺にいるオヤジを捕まえて連れてってもらえ。オヤジなら喜んで一緒に行ってくれるぞ」


「先生だってオヤジじゃん」


「オヤジで悪かったな!
言っとくけど、俺はガキには興味がない。それに、お前を相手にするような暇人でもないの」


「はぁ?よく言うわよ!海斗さんに付いて来たくせに!」


「無理矢理連れて来られたんだよ!俺の意思じゃねぇ」


「どうだか…」


「もう!いいから帰れよ!」



先生は私の方を一切見ようとしない。