【先生×生徒シリーズ】青い月─先生と見た月─

海斗さんが、ヤツの肩をポンポンと叩いた。


ヤツは、海斗さんをチラッと見ただけで、
また窓の外に目を向けていた。



「じゃーね。海璃ちゃん」



海斗さんが笑顔で言った。



「じゃーね。海璃」



奈々子も笑顔で言う。



「あっ…うん…」



奈々子と海斗さんは、仲良く階段を下りて行った。