「へぇ～。卓也に妹がいたんだぁ～」



女性が私を見て、意地悪そうに笑った。



「へぇ～。私って妹だったんだぁ。
な～んだ。私、卓也のこと彼氏だと思ってたのになぁ。
私の勘違いだったんだね。
エッチの途中にゴメンね～お兄ちゃん。
続きを楽しんでね！お・に・い・ちゃん！」


私は、満面の笑みを浮かべて卓也に言った。



床に落とした鞄を拾い上げて、
私は玄関に行き、ブーツを履いた。