『何か好きなものを食べてね♪』



まただ…。


朝。
私は、ダイニングテーブルの上に置いてある手紙を見て、
心の中で呟いた。


手紙と一緒に置かれてるのは1万円札3枚。


美咲さんからの手紙。
いつものこと。


私は、手紙をクシャクシャに丸めると、ゴミ箱に捨てた。


そして、3万円を乱暴に取ると、
そのまま自分の部屋に戻った。