私が話し終わるまで、静かに聴いてくれていたマリアが、 「リサ・・・ごめんっ。私何も分かってなくて、ホント最低な事言った・・・ごめんっ。 私、応援する。 だから、この一回にもう一度願いを込めよっ!」 そう言って額の前で指を組み合わせ祈りを捧げてくれるマリア。 「うんっ!」 私も指をからめてお祈りした。 「よしっ。じゃっ、ケーキ行きますか?」 そう言うマリアに、 「行きますかっ!!」 そう言って笑顔になれる私。