「どうしてよっ?」 マリアは分からないって顔で聞いてくる。 「マリア、ちょっとそこに座ろう。」 そう言ってマリアの手をひっぱり、コンビニの駐車場の隅にある段差に行きそこに座る私たち。 「あのね、私手紙を書き始めてすぐは正直甘く考えてたんだ。 私の書く日本語の文章を見て、すぐに返事を書いてくれるって思ってた。 でも、そんなことなくて凄く凹んだときもあったよ。」