「分かってるんでしょ。手紙のことだって。 もう4ヶ月以上経つじゃない?手紙書き始めてから。 一回も返事来てないんでしょ?」 マリアの問いに頷く私。 「毎週木曜になると、手紙書いてるの知ってるんだ、私。 リサ、部屋でいっつも泣いてるでしょっ? 私気づいてたよ。」 「えっ・・・」 私が泣いてるところをマリアに気づかれていたなんて、知らなかった私はびっくりして声が出た。