ハーフな俺。後編(完結)


「それから、ベンチに座ったままじっと考えている風だった。

俺はあまり気にも留めてなかったんだ。

そろそろ帰るかって時間になって、

俺はルイに声をかけたんだ。

すると、『俺は捨てられた、そうなんだ・・・』

ってルイが呟いたと思った途端、そのまま

ベンチに倒れこんだんだ。あいつ・・・」