ハーフな俺。後編(完結)


パパは、野原に寝転がった。

少し考えてから、パパが言葉を選ぶようにして

ゆっくり話し出す。

「リサ・・・

時々な、休憩してもいいんだぞ。

座って休んでいいんだぞっ。

そうじゃなきゃな、お前疲れて倒れちまうぞ。

ここにこうして寝転がってみろ。」


パパの言葉で、私も仰向けに寝転ぶ。

「苦しくて動けない日があっても、いいんだ。

辛くて走れない日があっても、いいんだ。

今自分に何が必要か、しっかり見極める事も時には必要なんだよ。

大人になるっていうのは、自分を知ることでもあるんだから。

日本で何があったか、分からないけど

今はしっかり自分を休めなさい。

そうしたら、また歩き出せるから。」

(大人になる・・・か・・・)


いつも私を子ども扱いしてきたパパから出た言葉。