ハーフな俺。後編(完結)


「何だよっ!言えよっ!」

そう言った俺にリサのおばあちゃんの話をしたマリア。

ずっと嫌われ続けていると・・・


「でもね、リサは誰かを恨むでもなく、

自分がハーフであることを否定するでもなくて、

ただ独りで努力をし続けてたんだよ。

おばあちゃんにも、こっちに来てから毎週欠かさず手紙を出し続けてたんだよ。

返事なんて来ない・・・

でも、おばあちゃんの事が大好きだからって

そう、あの子笑って言うんだよ。

あんたの事にしたって、そうだよ。

ルイが笑顔でいられるなら、自分が傷つこうが

あの子はいいんだって・・・そう言ってたよ。

でも、自分がハーフであることが、自分の存在が

あんたに嫌なことをたくさん思い出させてしまうからって、

あんたの笑顔を奪ってしまうからって、

だから、ここにはもう居られないってそう言ってた。」

(・・・俺は・・・そんなこと言われたって
・・・俺は・・・今更・・・)


「俺にはどうにも出来ねぇよ・・・」

そう呟いた。