「リサ。私悔しいよ。」 「えっ?」 「リサ、リサが一生懸命頑張ってた事、1人で傷ついてた事も、誰も知らないなんて・・・ 悔しいっ!」 とマリアが突然言い出す。 「マリア。ありがと。 でも、私は悔しくないよ。大丈夫。 マリアが居て、皆が居てくれて、私はすごく楽しかった。 幸せだったから。 マリア、皆にごめんなさい。って伝えててね。 じゃ、行くから。」 私はマリアと強くハグしてから、部屋を出た。 荷物は来た時と同じ、スーツケース1つに持ち込みようのバッグ1つ。 後は、郵送しておいた。