ハーフな俺。後編(完結)


子供の頃に一生懸命日本語を覚える努力をしていた私に、

同級生たちは、ハーフだからいいなっ!とか簡単に日本語のテストで点とれるだとか、

結構言われてきたんだ。


その度に、マリアに泣きついてた私。

その時にマリアが、

「リサは一生懸命してるの、知ってるよ。

私が知ってる。

だから胸を張ってればいいんだっ。

私はいつもリサの味方だよ。」

そう言ってくれたんだ。

誰かが本当の私を知ってくれてるって、すごい力になるんだょ。

それから、私は皆に分かってもらわなくてもいい。

自分が信じることをしようって。

でも、本当の自分を誰一人として見せることの出来ないルイは・・・

ルイの事を思うだけで、胸が苦しい。

忘れなきゃって思えば思うほど、気持ちはドンドン大きくなっていくんだ。

私は分かる。

この気持ちは簡単にはなくならないって・・・

でも、忘れなきゃ・・・そうしなきゃ駄目なんだから。