あんな表情のルイは初めて見た。
すごく優しい目や、それとは対照的に空虚に冷たい目は、見たことがある。
でも、あんな哀しそうな目・・・・
(あれも私がさせてしまったの?)
心が痛む。
助けてあげらることは、もう無いんだ。
私が遠ざかれば、それでルイの笑顔が取り戻せるなら・・・
「リサ?大丈夫?」
マリアが私の肩をトンっと叩く。
ビクッ
体が強張って反応する。
「あっ、ごめん。びっくりさせた?ハハハッ」
声は明るいけど、心配してくれてる様子のマリア。
ずっと皆には言わずにいてくれて、でもいつも通り変わらず接してくれていたマリア。
マリアの存在はいつも私を受け入れてくれてた。

