「分かった・・・リサ。分かったから・・・ 泣かないでょ。」 そうマリアに言われて、自分が涙を流していたことに気がついた。 「わ、わたし・・・ルイの事何も分かってなかった。 いつも自分の事ばっかり考えてたんだ。 ルイは・・・ ルイはいつだって私たちの事気遣ってくれてたのに・・・ ルイを助けたい・・・でもどうして良いかもう分からないんだょ。 分からなぃんだょ・・・・」 私はそう言ってマリアにしがみついた。 そんな私をマリアはきつく、ギュって抱きしめてくれる。