「あぁ、おはよう。」 ルイの声は落ち着いていた。 私の背後から 「お二人さんっ。楽しんできてねっ!!」 そうウィンクしながら楽しそうに言うマリア。 「ルイっ、行こうっ!」 気まずくなって、ルイの腕を引いて部屋を飛び出した私。 「ごめんねっ。マリアはきっと私たちがデートだって思ってて、朝からからかわれてるの・・・ 悪気はないんだけどねっ。」 と弁解する私。