「リサー、雅紀たちも戻ってきたよっ」 マリアが少し遠くから私たちを呼ぶのが聞こえた。 「ホントッ!すぐ行くぅーっ。 だって、行こうかっ。」 それだけ言って、マリアのもとへ向かった私。 「ってか、勝手な奴らばっかりだなぁ。 疲れるしっ。なっ。」 言葉ではそう言ってても、いつも皆のこと考えているルイだって、私は知ってる。