ハーフな俺。後編(完結)


「俺、リサが好きなんだと思う・・・

さっきそう思った。」

陸に話してみる。

「いやぁ、ルイ様が恋する少年ですかっ!!」

いつもの調子でからかってきた陸。

「お前に話した俺が馬鹿だった・・・」

そう言って立ち去ろうとした俺の肩を掴む陸。

「ちょっちょ、ごめん。って・・・カナリ嬉しくてよっ。

ちょっとふざけすぎたっ。

で、ゆきには返事は?」


「それが、どうやって言えばいいか分かんなくて。」