「俺、リサが好きなんだと思う・・・ さっきそう思った。」 陸に話してみる。 「いやぁ、ルイ様が恋する少年ですかっ!!」 いつもの調子でからかってきた陸。 「お前に話した俺が馬鹿だった・・・」 そう言って立ち去ろうとした俺の肩を掴む陸。 「ちょっちょ、ごめん。って・・・カナリ嬉しくてよっ。 ちょっとふざけすぎたっ。 で、ゆきには返事は?」 「それが、どうやって言えばいいか分かんなくて。」