ハーフな俺。後編(完結)


自分の気持ちに気づいた俺は、ゆきにどう説明しようかと色々考えていた。


あれから、俺と目を合わせようともしてくれないゆき。

「おいっ、お前ら何かあった?」

陸が俺の横まで浮き輪で浮かびながらやってきて聞いた。

「あぁ、ちょっとめんどくさい事になっちまってんだよ。」


顔をしかめるようにしていう俺。

「何だよ?めんどくさい事って・・・?」

陸には話すべきだと判断した俺。