「良かった、お前が帰ってきてくれて。」 そう呟く俺。 俺はこんなにリサの存在が俺の中で大きくなっている事に気づいていなかった。 いや、気づかないフリをしてたんだ。 俺は、リサが、リサのことが好きなんだ。 「ルイ・・・」 俺の腕の中で、大人しくしてたリサが俺の名を呼ぶ。 「あぁ、ごめんっ」 慌てて、離れる俺。