自分でも笑えるくらい情けないけど、 リサが居てくれるから、頑張れる、勇気が出せる気がしてた。 それが、今・・・・ (俺には、頑張れそうもない・・・。) そうあきらめかけた時。 「ルイ。」 俺の背後から声をかけてきた奴。 確認しなくても分かる。 「リサッ。」 振り向くと同時に名前を呼ぶ。