ハーフな俺。後編(完結)


自分でも笑えるくらい情けないけど、

リサが居てくれるから、頑張れる、勇気が出せる気がしてた。

それが、今・・・・

(俺には、頑張れそうもない・・・。)

そうあきらめかけた時。

「ルイ。」

俺の背後から声をかけてきた奴。

確認しなくても分かる。


「リサッ。」


振り向くと同時に名前を呼ぶ。