~~ルイside~~ リサが走って行ってしまい、雅紀にも幻滅されただろう。 後ろを振り返るとゆきがこっちを寂しげに見ている。 ゆきの元へは戻らず、俺は頭を冷やすため、 売店近くにあるシャワーへと向かった。 冷たい水を頭から浴び、少しすっきりしてさっきの事を考える。 今まで、ずっと妹のように思ってきたゆきからの告白と、キス。 (くそっ、ぜってぇリサ勘違いしたし。 俺が中途半端だと、ゆきも、、、リサもどちらも傷つくんだ。)