「確かにお前、白すぎだなっ。ハハハッ。」

取り合えず会話を続ける俺。

「そだょ。こういうとき、ちょっとママの事恨むよぉ、・・・あっ、ごめんっ。」

母親の話をしようとした、リサが言葉をとめて俺に謝る。

「謝んなっ。お前は別に気にするなっ。

それから、俺な、あいつに会いに行く事にしたから。」


さっき自分で決断したことを、リサに言う。

「えっ?あっ、えっ?えぇー。ホントッ??」

驚いて大きな声を出すリサ。

「お前、うるさいっ。」