荷物を預けて、腕時計タイプのキーを腕につけて 私はルイの元へ戻った。 荷物がきちんとまとめて置かれているのを見て、 「あっ、ルイ、ごめんね。 皆荷物放っていっちゃったもんねっ。 ありがとっ。」 皆の代わりにお礼を言った。 「あぁ、別に。俺が寝転がれる場所確保したかった・・・だけだし。」 何て言うルイ。 でも、私知ってるの。 ルイが照れる時に、少し片方の唇を上げて頭をかく癖。