「じゃ、どうしたんだ?」 いつもの俺からは考えられないような言葉がドンドン出てくる。 「ぇっ・・・。 あっ、何でもないでぇ。 久々の海って事で、ちょっと嬉しすぎて、ぼーっとしてたわっ。アハハハハハッ」 俺は馬鹿じゃねぇから、そんなことじゃないのは 分かったけど、 ゆきが言いたくねぇならそれ以上は聞かない。 「そうだな、海ってマジ久々だなっ。俺も。」