そんなやり取りをしていると、 「お待たっせぇ~っ!」 陸が元気にやってきた。 その後ろから、歩いてくるルイと目が合った。 その時軽くルイが微笑んだような気がした。 それだけで、私の胸は高まり顔が赤くなるのを感じた。 「じゃっ!行きますかっ?」 陸の掛け声とともに、私たちの一日が始まった。