「私たち、今日がアナタの誕生日だっていうのを知ったものだから、それで12時になるのを見計らって一芝居設けたんです!」
あ、こっちは白パンツの斎条さんだ。
「いや~、でもまあ、ここまでうまくいくとは思わなかったよ」
大ちゃんさんは腹を抱えて大笑いする。
「そ、そんな……私の……誕生日って……」
体育館にある時計を見ると、確かに日付が変わっており、私もつい忘れていた自分の誕生日の日付になっているのが分かった。
「いや~、誕生日のプレゼントは楽しんでもらえたかな? でも、キミは格好よかったよ! 俺を助ける為にあんなに頑張ってくれるとは、俺は感動した!」
すると、徹さんは無理やり私を抱きしめた。
「ごめんね、僕は止めた方がいいって言ったんだけど」
淳さんは謝罪の言葉を口にするが、一番の役者だったような気がするのは気のせいだろうか?
「じゃあ、地縛霊がとり憑いたっていうのは……?」
「嘘です!」
私の言葉に全員がポーズを揃えて返事をする。
「じゃあ、じゃあ、あの放送も……」
「嘘です!」
みんなは再びポーズをとった。何の練習までしてたのやら。
「じゃあ、じゃあ、じゃあ、血まみれの女の子や人魂も?」
「……」
今度は誰も反応しなかった。
「え? 女の子? 人魂?」
あ、こっちは白パンツの斎条さんだ。
「いや~、でもまあ、ここまでうまくいくとは思わなかったよ」
大ちゃんさんは腹を抱えて大笑いする。
「そ、そんな……私の……誕生日って……」
体育館にある時計を見ると、確かに日付が変わっており、私もつい忘れていた自分の誕生日の日付になっているのが分かった。
「いや~、誕生日のプレゼントは楽しんでもらえたかな? でも、キミは格好よかったよ! 俺を助ける為にあんなに頑張ってくれるとは、俺は感動した!」
すると、徹さんは無理やり私を抱きしめた。
「ごめんね、僕は止めた方がいいって言ったんだけど」
淳さんは謝罪の言葉を口にするが、一番の役者だったような気がするのは気のせいだろうか?
「じゃあ、地縛霊がとり憑いたっていうのは……?」
「嘘です!」
私の言葉に全員がポーズを揃えて返事をする。
「じゃあ、じゃあ、あの放送も……」
「嘘です!」
みんなは再びポーズをとった。何の練習までしてたのやら。
「じゃあ、じゃあ、じゃあ、血まみれの女の子や人魂も?」
「……」
今度は誰も反応しなかった。
「え? 女の子? 人魂?」

