連絡はない。
そうだよな、まだ放課後じゃねぇもん。
あと1限。
これが終われば……。
《課題も終わって、小テストもなんとかできました!
あと1限、頑張りましょうね!》
画面が明るくなったと思えば、そんなメッセージが映し出された。
え、は……え?
まじか。
優乃からだ。
ちょっと来ねぇかなって期待したらこれかよ。
冷静に考えても運命じゃね?
これはおれら、繋がっただろ。
おれの思いが通じてんじゃん。
メッセージをすぐにタップして開いた。
だけど、なんて返せばいいのかがわかんねぇ。
やべぇ、“かわいい”しか言葉が思いつかない。
おれ、これでも御曹司で英才教育を受けてきた。
クラスも特進で全国模試も常に10位以内をキープしている。
七海は常にトップ5だけど、いまはそんなのどうでもいい。
まじでなんて返信しようか。



