イケメン御曹司が初めての恋をして、天然でかわいい女の子に振り回されちゃう話。







「んー……」


カーテンの隙間から差し込む光で、ゆっくりと瞼を開ける。

その瞬間に大好きな人と目が合った。



「おはよ」

「お、おはようございます……」


目を開けると要くんがいて挨拶をしてくれる。

ドキドキするけど、すごく幸せなことだと思った。


1日の終わりの「おやすみ」も1日の始まりの「おはよう」も、いちばんに言える幸せ。


それだけで素敵な1日の締めになり、また素敵な1日の始まりになる。


本当に尊い気持ちになり、要くんにぎゅっと抱きついた。


要くんもそれに応えて抱きしめ返してくれる。



「こういうの、いいですね」

「そうだな。おれも思ってた」

「あっという間でした」

「つぎはもっと日数増やそう。というか一緒に暮らしてぇな……」

「へ!?」

「あ、やべ。声出てた。でも本音。いつかは、って」