今日もたくさん要くんにキス、してもらったし……。
わたしから大胆なことも言っちゃったなぁ……。
思い出しただけで恥ずかしくなってくる。
「ぜひ……」
「優乃」
名前を呼んでわたしを抱き寄せる。
要くんに名前を呼ばれるの、すごく好き。
抱きしめられるのも、すごく好き。
「要くんの温もり、落ち着きます。ここはわたしの特別にしたい、なんて思っちゃうくらいに」
「っなにそれ。まじでかわいすぎるから、一生おれの腕に閉じ込めたい」
「要くんの腕の中なら喜んで」
ふっと笑うと、要くんはぎゅーっと抱きしめる力を強くした。
好きで好きで仕方ない。
好きって思うと、もう抑えきれなくて気持ちがあふれだす。
「そんなこと言ったら本気で離さねぇよ?」
「はい!要くんの負担じゃなければ、このまま寝ましょう」
「……ちょっと違うけど、まぁいいか」
「要くん?」