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次の日。
散歩をしたり買い物をしたりとまったり過ごすともう夕方。
「要くん、ありがとうございます。とってもかわいいです!」
ドアを開けて入って来た優乃の声に振り返り確認する。
そこにはおれが選んだ白地にピンク系の花がたくさん描かれた浴衣を着た優乃。
髪も巻いてアップにされていて、髪飾りもつけている。
……想像以上。
かわいい系の優乃には白とピンクが似合うイメージがあった。
いや、優乃ならなんでも似合うけど。
実際に昨日の黒系の大人っぽい水着も似合ってたし。
だけど、おれの優乃のイメージはパステルや濃い系の様々なピンクの花があるこの浴衣。
似合いすぎ、かわいすぎ。
「どうですか?」
くるっと回って360度見せてくれる。
その動作もかわいすぎるんだよ。
内心は心臓バクバクしながらも平静を装い優乃に近づく。
「かわいいよ。似合ってる」
「えへへ、うれしいです。要くんが選んでくれた浴衣、本当にかわいくて素敵です」



