イケメン御曹司が初めての恋をして、天然でかわいい女の子に振り回されちゃう話。



「そうだ。シャーベット食べませんか?」


ハッとしたように背筋を伸ばしておれに顔を向ける。

おれは優乃を見ていたからすぐに目が合った。



「わたし、夏はよく簡単レシピでシャーベットを作るんです。要くんのお口に合うかはわからないですけど……」

「食べる。作って」

「はい!待っててくださいね!材料も持ってきたんです」



不安げな表情だったのがおれの言葉で笑顔になる。

そういうところも、かわいくてたまんない。


立ち上がってキッチンへ向かう優乃について行く。


風呂上がりだからTシャツに短パンというラフな格好。

まじで細くて綺麗な足をしている。



鼻歌まじりに楽しそうにする優乃を見つめる。


いいな、こういうの。



「座って待ってていいですよ」

「ここで見たい」

「そ、そんなすごいことできませんよ!?」

「優乃が見たいだけ」

「んん~!!」

「はは、照れてる」