かわいすぎてしんどい。
優乃と一緒にいればいるほど好きになる。
好きとか恋とかいう感情はすごいと同時に怖いとも思う。
おれみたいなやつでも、こんな気持ちになるんだからな。
「わっ、冷たい」
足をつけた優乃がぴょんと跳ねる。
は、かわいすぎ。
なんだよそれ。
声を出して笑って楽しそうな優乃。
あー、まじでやばい。
海っていいな。
「要くん、行きましょう」
「うん」
「あ、入ったら気持ちいいですね」
今度は優乃がおれの手を引っ張って中に入る。
優乃の無邪気な姿は本当に好きだ。
テーマパークのときもいまも、優乃はすげぇ楽しそうにする。
それだけで、来て良かったって心から思う。
「そろそろ浮き輪に入ったら?」
「そうですね。要くんは大丈夫ですか?」
「おれはつかまってたら大丈夫」
「泳げるんですか?」
「人並み以上は」
「さすがです!」



