優乃のすべてに夢中になる。 「そうだな」 「たくさん思い出つくりたいです。海とか花火大会も行きたいです」 「決まりだな。一緒に行こう」 「はい!」 あーかわいい。 おれの彼女は本当にかわいい。 この笑顔を見れるならおれはなんでもできる。 優乃はおれしか幸せにできないくらい、幸せにしたい。 でもその前に、おれも限界だから。 夏が来る前にもっと優乃に近づきたい。