優乃に大切にされるその菓子は幸せだな。
「よかったな」
「はい。気持ちがこもってるものってうれしいです」
かわいすぎる笑みに思わず優乃を引き寄せた。
おれも大切に抱き締める。
「優乃、好きだ」
「っ……はい。わたしも好きです」
頬をおれの方にすり寄せてもたれかかってくる優乃。
やばい、かわいい。
優乃ってずっとかわいいことする。
なにをしてもかわいい。
なにもしなくてもかわいい。
「では、また明日!です!」
「あぁ」
おれから離れて笑顔で手を振ってマンションに入っていく背中を見つめる。
今日からおれの彼女。
優乃はもうおれの。
最高だな。
エントランスに入った瞬間に振り向いて、再び笑顔で手を振った優乃。
あぁもう、おれの彼女はかわいすぎる。
そんな優乃にまた好きだと思った。



